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病院長挨拶

きっと良い年、まちがいなし
〜熊本総合病院だより 『ぱとす』 2018年 新年号 病院長挨拶より〜

 

 謹んで新年のお慶びを申しあげます。

 

 年頭に当たりまして、先ず、「独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO) 熊本総合病院」として、引き続き、わたくし共は一丸となって、さらに質の高い医療の実践を行ないながら、JCHOの使命である「地域医療・地域包括ケアの推進」を含めて大いに公に貢献するように努力いたしておりますことをご報告申し上げますと共に、すべては、医師会、熊本大学教授陣、国・県・市行政ならびに市民の皆さま方のご支援の賜と深く感謝申し上げております。

 

 さて当院は、ご支援を頂いている皆さまのお陰を持ちまして、昨年はさらなる飛躍を遂げることができましたが、今年は、当院が開設されて70周年の節目に当たります。
 当院は、昭和23年4月に当時の厚生省によって、戦後の八代における地域医療ならびに新しい社会保険制度を推進する目的で、八代地域において最も古い公的病院として開設されました。長い歴史において、公的病院として赤字基調の病院ではございましたが、平成16年の「新臨床研修制度」の開始に伴った医師の引き上げから、100床を閉鎖し、「熊本で潰れる病院ナンバーワン」となってしまい、各方面の皆様方に大変なご迷惑をおかけいたしました。ところが、その再生にあたっても、そして、新病院建設にあたっても、八代市郡医師会の先生方、熊本大学医学部教授陣、国・県・市行政ならびに市民の皆さま方のご支援を賜り続けたことを深く感謝申し上げたいと存じます。そして現在は、質の高い急性期医療を実践しながら、「八代の新しいまちづくり」にも一肌脱ぎ、地方創生に貢献しております。

 

 「独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO) 熊本総合病院」の全職員は、さらに質の高い医療の実践をしながら、「地域医療のみならず地域包括ケアの推進」というJCHOの使命を果たしつつ、大いに公に貢献するように努力しておりますが、すべては、医師会、熊本大学教授陣、国・県・市行政ならびに市民の皆さま方のご支援の賜と深く感謝申し上げております。

 

 

 そこで、5月には「熊本総合病院創立70周年祝賀会」を催して、上記の皆様方をお招きし、これまでのご支援に感謝し、今後のさらなるご支援をお願い申し上げたいと存じております。

 

 ところで、昨年、その「熊本総合病院創立70周年記念事業委員会」を立ち上げ、その足で大分県佐伯市のJCHO南海病院に行く機会がありました。甚大な被害をもたらした「平成29年九州北部豪雨」によって久大(久留米-大分)本線も寸断されたため、八代-博多-北九州-大分-佐伯と何と九州の北半分をJRで片道約5時間の長旅をいたしました。その帰路、大分駅で乗り換え中に、大分-博多間2時間のお供に「地物のこはだ・かます弁当」と「大分名産かぼす」を買いました。「青物にかぼす」の算段です。

 

 列車の中央部窓側に着席しましたが、ほぼ全席満員でした。発車しましたので、やおらニンマリと例のものを取り出してかぼすをディスポナイフで切ろうとした瞬間、「かぼすがコロリンすっとんとん」と窓側の足置き台に転げて行ってしまいました。かぼす行った先を覗き込むと影も形もありません。残りのかぼすは戸棚の上だし、隣の方もおられるので、諦めて弁当だけ頂きましたが、それでも美味しく頂きました。途中、「あのかぼす」はどうなったんだろうか、誰かが‘ナニコレ’と不審に思ってるだろうか、拾ってもらえれば有り難い、などと思いながら、北九州を通過し、博多に到着しました。すると、何ということでしょう!写真のように、「あのかぼす様が落ちたところに鎮座ましましておられたのです」。2時間の間、どこをどのような旅をされて、何故、博多駅につく瞬間、私の席にピンポイントでお戻りなさったのでしょうか。奇跡と言う他ありません。そのかぼす様には打ち出の小槌さえ付いてはいませんでしたが、縁起物として、当院の冷凍庫にお祀りしてございます。

 

 そこで、皆様方もこのかぼす様をご覧になられて、今年も「きっと良い年、まちがいなし」。

 

 何はともあれ、わたくし共の熊本総合病院は、本年も引き続き全職員が一丸となって、「医療と共に、公に一肌脱ぎ」ながらJCHOの一員として地方復興・創生に貢献できるように、さらに精進して参ります。本年も、皆さま方のさらなるご支援を何卒よろしくお願い申し上げますとともに、皆さま方のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

平成30年 元旦


 

2018.1

きっと良い年、まちがいなし

〜熊本総合病院だより 『ぱとす』 2018年 新年号 病院長挨拶より〜